本日 82 人 - 昨日 62 人 - 累計 201429 人

ふれない紀行

2011年12月31日
想像してみよう。

ウチを出て屋根からぶら下がるつらら。そしてその下にできあがった氷柱(?)。まるで鍾乳洞の中のよう。
  2011123108260000.jpg 2011123108260001.jpg

そして農機具庫はあたかもかまくら。
  2011123014440000.jpg

シベリアを思わせる農場のあちこちにはトラクターで集められた雪の山。イタリア・アルベロベッロのトゥルッリか?はたまたブラジルはセラードの光るアリ塚??
  2011123109020000.jpg

この雪山にトラクターに乗って果敢に向かっていく様は稀代の名馬『ロシナンテ』に跨って風車に立ち向かう『ドン・キホーテ』さながら。
  2011123009210000.jpg 2011123110210000.jpg  
  まさかカミさんを『サンチョ・パンサ』とは呼べないが

よし。井関産のキミの名は『うまきくん』にしようと思っていたけど『ロシナンテ』に決まりだ。

ホワイトクリームののったブッシュドノエルは温まって溶けてきてしまった。。
  2011123108470000.jpg 2011123114290000.jpg

おおつごもりの今夜。上弦の月が出ているのはご愛嬌。
満天の星を見ながら『銀河鉄道』に乗っているつもりで・・・心の中でカムパネルラと会話しながら今年最後のお酌をしよう。

  ぱぱこあら

山間のまち

2011年12月27日
平取は雪が少ないって誰が言ったの??昨日の朝起きたら先日よりもさらにふかふかの綿布団。
  2011122606440000.jpg これだけ布団着たらさぞ暖かかろう。
  注)伊予では布団は『着る』。北海道では手袋は『はく』。

まさに家の中に軟禁状態。実践農場も気になるけどまずは脱出路を確保しなければ・・・
そしてダンナは今日も終日実践農場の“発掘作業”。
夕方にはハウスの間が“雪の回廊”に。ここは『黒部渓谷』ですか!?(行ったことないけど・・)
  2011122615260000.jpg 白くて分かりづらい

まだまだ数日は雪との格闘がつづくと思う。。木曜からまた降るみたいだし。
北海道への移住検討中のかた、現状を見てみた方がいいですよ。自然がいっぱいというのはいいことばかりではないですから。

そして夜は振内の町民センターで町長はじめ役所の方々による『びらとり温泉改築事業説明会』
  2011122707290000.jpg

これまで住んでた都会では公共事業はいつのまにか行われていてあまり真剣に考えたことがありませんでした。
でもここは人口6,000人弱の小さな町。しかも毎年約100人ほどずつ減り続けているとか。だからこそ町の取り組みに町民も真剣になって関わっている。

実際小さい町ならではの負担もある。
たとえば水道料金。これまで住んでたどこよりも高いようだ。
公共交通機関も乏しく移動は自家用車主体。どこへ行くにも燃料費がかかる。

これまでの経緯や現状などよく分からない来たばかりわたしたちは見守るだけだけど・・・
子供たちやそのまた子供たちの時代によりよい町になるように期待してマス。
  
  ままこあら

しもやけ

2011年12月23日
今朝は久々に暖かい朝でした。
いい朝だなぁ・・・と思いながら外に出てみてビックリ!!
雲の上にいるような・・・
なにもクリスマス前だからってホイップクリームで囲わなくても・・

外の温度計を見ると、今日の最低気温はなんと0℃!
どうりで暖かいわけだ。ここ最近は-10℃以下だったもんね。
昨日と比べると+12℃ってわけだ。

心配なのは出来たばかりの実践農場。
完成(まだ途中だけど)と同時に雪で圧殺なんてことにならなければいいが・・

ダンナは農場に行くためジョニーの脱出ルート確保に家の前の除雪。人力ではなかなか進まず、朝から汗だくになってがんばっていました。

なんとか農場にたどり着き、夕方までトラクターでハウスの周りの除雪をしておりました。

帰宅したダンナ、「足の指が痛い、かゆい」と。
よく見るとなんだか腫れてる。
  2011122319510000.jpg 絵的になんかキタナイ。。スミマセン

ずっと雪の中がんばってたからシモヤケになっちゃったみたい。
たまには、ほめてつかわそう。

  ままこあら

子そだて

2011年12月18日
わたしたちが子供のころと現在と、子そだてについて大きくかわったことがたくさんある。
そのなかでもセンセーショナルだったのが、「知らない人に道を聞かれたら無視して逃げなさい」「知らない人にはあいさつしてはいけません」でした。

ウチの子たちが埼玉の幼稚園、小学校に入ったときに先生から教えられたこと。
札幌の小学校でも同じ。

わたしが子供時分には「困っている人がいたら助けてあげなさい」「人に会ったらあいさつしなさい」だったはず。(愛媛の田舎に限らないはず。)
それがなんだか世の中変わってしまっていました。

いろんな違和感を持ちながらも都会に住んでいると「しょーがない」って受け入れるしかない。

ところが・・・
振内では“古き良き日本的教育”が生きていました。

道で誰かに会うとごあいさつ。
新参者のわたしには相手の名前は分からなくても“町内の人”という共通点で違和感なくあいさつを交わします。
(もちろん大人、子供に関わらず。)

子供たちは聞かなくてもいろんなことを教えてくれます。
(へたなところで見つかると囲まれて大変ですが・・)

地域全体で子そだてをし、子供たちも安心して大人と関わる。
わたしたちが子供のころにしてもらったこと。
いつの間にか消えていった地域社会がここ振内には脈々と息づいています。

あまりの純粋さに将来都会で変な人にコロッとだまされないかと心配もありますが、こういうとこ、好きだなぁ。

  ままこあら

あしあと

2011年12月16日
今朝はかなり寒かったです。。各地でこの冬一番の寒さだったとか。
(でも振内では数日前の方が寒かったような・・)
玄関前に置いてある温度計を見てびっくり!!
  2011121606360000.jpg なんと -12度!

まだまだ序の口とのことに笑うしかないって感じです。

わが町の取り組み“山村親子留学”で振内に住んでいる『やまわさび』さんのブログ『北のまち便り』でも紹介されていますが、北海道の寒さは“内地”とは規格が違います。

そんな中、愛犬『ペッパー』と散歩に出かけると雪の上にたくさんのあしあとが。
  2011121613160000.jpg 鳥かな

  2011121608060000.jpg 2011121608340000.jpg 2011121608060001.jpg
  キミたちは誰?
  
  2011121613170000.jpg 結構大きなものも。

  2011121613170001.jpg 2011121613180000.jpg
  みんな仲良しなの???

たくさんの足跡にわが家の探偵さんも調査開始。
  2011121314540000.jpg このにおい、気になります。

雪があるからこそ分かる訪問者。どんなに寒くても野生動物たちは活動している。

やっぱり自然て偉大だとあらためて思います。

  ままこあら

おくにことば

2011年12月13日
本州にいたとき「北海道にはなまりがない」というとこを聞いたことがありましたがそんなことはありません。生活しているといたる所で『北海道弁』を耳にします。

「すごく」は「なまら」
接続詞の「そして」や「それで」は「して」
「コーヒー(coffee)」は「コ」が強調されてて「-_」こんな感じ。
道外の人は「内地の人」
(四国出身のわたしたちも「内地の人」。北海道より四国の方が小さい島なのに・・・)

そんな『北海道弁』の中で『大賞』をあげるとしたらやっぱり「しばれる」だと思う。

このことば、現地で体感しないと絶対分からないだろう。
そして標準語には翻訳できない。
「体がしばれる」というと「凍えるほど寒い」
「地面がしばれる」というと「大地が凍りつく」
といった感じか・・でもちょっと違う。
やっぱり「しばれる」としか表現のしようがなく。

建設中の実践農場の中も見事にしばれてます。
  2011121008320000.jpg

新地の宿命で圃場には石がゴロゴロ。でもしばれて掘り出すのが大変かと思っていたら、しばれて溶けてを繰り返して見事に「しばれあがって」きました。
  2011121309360000.jpg こんな感じ

おかげで案外楽に石拾いが出来ました。
  2011121310440000.jpg 各ハウスにこのくらい。(×4)

『おくにことば』は不思議なもので相手や場所によって自然と切り替わるみたい。
松山の実家に帰ると普通に『伊予弁』が口をつく。
ダンナと話すときは言わずもがな。
でも振内で出会った松山出身のセンパイ移住者と話すときはお互いに『なんとなく標準語』。

同世代なのになぜ??
たぶん出会った場所が松山じゃなかったからかな??
振内にいるセンパイ就農者や親子留学の人たちも『おくにことば』は少なく『標準語』に近い。

いろんな所に住んでみて思うこと。
全国から人が集まってもその土地の『共通語』に落ち着くみたい。
そんな中、大阪の人は自分たちのスタイルを変えない。
(近隣の奈良や京都の人は『共通語』なのに・・)
これまでの経験上、神戸の人も変えない。

なんか、面白い。

  ままこあら

除雪

2011年12月08日
振内に来て“人生初”の経験が盛りだくさん。
“初心忘れるべからず”とはふるさとの母の口癖のようなものだったけど、これだけ次から次へと初体験の連続だと慢心するヒマもないって。

先週末からの雪で建設中の実践農場を除雪しました。
ひとくちに除雪と言ってもそれは広い農場。スコップ持って人力で・・・てわけには行きません。
なんせ約90mあるハウスが4棟並んでいてその間と両端を除雪するわけですから・・・

ダンナとふたりでスコップ片手にせっせとやってたら、それを見かねたのかネオフロンティアの方々、近隣農家の人々がこぞっていろんな装置を持ってきて・・・
あれよあれよと言う間にキレイになりました。
  2011120711410000.jpg 2011120714500001.jpg

  まんなかにある深~い排水溝に雪をつめて踏んで固めました。

本当に助かりました。感謝!

それにしても山の人たちは技と力を兼ね備えている!
除雪機やトラクターなどを器用にあやつり一気にやっつける。運転技術もハンパなものではない。
“百姓とは百の技を身につけた人”というけどまさにそのとおり。

脱帽です。。

(ちなみに本町地区は雪はないらしいです。)

  ままこあら

2011年12月03日
平取町の“町花”は『すずらん』です。
  2011052909590000.jpg

町内には日本最大の群生地(もちろん自生)を有し、5月~6月の開花期には『すずらん祭り』も開催されます。
そういえば昨年住んでいた札幌市の“市花”も『すずらん』でした。
(ちなみにわたしの故郷・松山市の“市花”は『つばき』です。)

でも北海道の冬はモノトーン。町は雪に覆われ白と灰色の濃淡の世界。色のついているのは信号機だけかも。

そんな冬の北海道にも“花”は咲きます。
  2011120207490000.jpg 窓に咲く花

  2011120209090000.jpg 積もる前の土の上にも

さがせばまだまだ“新種”が発見されるかも。

温暖地域ではまず見られない“花”。
暖かくなると消えてしまう刹那さがいい・・

春が来ると北海道では一斉に花が咲きます。それはもう本当に一斉に。
  P1000014.jpg 昨夏、美瑛にて

そんな季節が早くも待ち遠しい。。
(なぜ?って・・心折れそうなほど寒いから・・・)

  ままこあら